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Feels So Good
読書メモ
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他の二冊とやや趣きが異なり、ヴィクトリア朝の人々の生活にスポットを当てている。かなり悪徳寄りだけど。シリーズの中では一見地味に見えるが、こちらの方が面白い。

当時の外国人からも指摘されるなんて、やはりかなり特異な街だったのか。
 
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『罪と監獄のロンドン』のシリーズ一作目。ジャック・ザ・リッパーやスウィーニー・トッド等、有名な事件を中心に、ロンドンを紙上で探索出来る作り。比較的最近の事件まで紹介しているところは興味深い。

それにしても、こうも畳み掛けられると、ロンドンは危険は街だったのだなあと思う。蓋を開けてみればどこも同じかもしれないけれど。
 

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ヴィクトリア朝ロンドンの、犯罪事情を紹介。細かい犯罪の事例から、法廷、監獄、そして釈放までの流れがとても分かりやすい。こんな環境じゃあ犯罪に走りたくもなるよなあ。その後も大変だけど。

白黒だけど図や写真も豊富で、ところどころの解説がお茶目。シリーズ三作目らしく、前作も面白そうだが、絶版とのこと。
 

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戯言シリーズ外伝の三作目。この人たちの強さの基準なんて何が何だかわからないけど、本書の主人公は一族の中で最強ではなかろうか。

零崎一族の歴史、という点では今まで出た中では一番詳しい。時系列が前後し、十年分ほどのエピソードが語られるが、きちんと考えられた構成になっていて読みやすい。ただ、タイトルはちょっと苦しくはないか。

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「最高の講師陣による幻想文の教科書」との謳い文句は伊達ではない。幻想文学について論じた先人のテキストに加えて、解説が合間に入り、大学で講義を受けているかのよう。古書店で買い集めて、季刊「幻想文学」も読み始めたため、徐々に世界が繋がっていって面白い。

見所は平井呈一やラヴクラフトの項、そして編者自身による『アンソロジーに学ぶ』だろうか。また、中井英夫の文章は気取ったところもあるものの、どこか心をかき立てる。
 

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アンソロジー『バベルの図書館』を読むのであれば、やはり著者自身による同名の短編にも目を通しておかないと、と思い購入。表紙のインパクトは随一。

どれも短い話ながら、固有名詞や注釈だらけで、なかなか読み進めづらい。エッセイに近い話が多いのも特徴だろうか。それでも純粋な物語である『円環の廃墟』や『バベルの図書館』等はまだわかりやすく、かつ面白かった。


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