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Feels So Good
読書メモ
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『幻想文学入門』で一通り予習した後は、実践編。他のアンソロジーや評論等で触れられることの多い作品を選んだということもあって、粒ぞろいな一冊。名訳という点でも、この手の本の中では飛びぬけている。また、古代ギリシアから、20世紀半ばまでの作品が読めるのも面白い。

収録作の中で印象に残ったのは、『ヴィイ』、『蜘蛛』、『占拠された屋敷』あたり。特に『占拠された屋敷』は、短くて何が起きているのかの説明も無いが、その分強烈な不気味さがある。
 
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「最高の講師陣による幻想文の教科書」との謳い文句は伊達ではない。幻想文学について論じた先人のテキストに加えて、解説が合間に入り、大学で講義を受けているかのよう。古書店で買い集めて、季刊「幻想文学」も読み始めたため、徐々に世界が繋がっていって面白い。

見所は平井呈一やラヴクラフトの項、そして編者自身による『アンソロジーに学ぶ』だろうか。また、中井英夫の文章は気取ったところもあるものの、どこか心をかき立てる。
 

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ここ最近、幻想文学が気になっている身としては避けては通れないと思い、国書刊行会フェアに乗っかって購入。いやあ高かった。第一巻はアメリカ編。思い描いていたのとは少々異なり、必ずしも全てが幻想文学というわけではないが、どれも一級品であることは確か。ボルヘス自身による序文も嬉しい。

各作家から一編ずつあげるとすると、『人面の大岩』、『群集の人』、『影と光』、『私的生活』、『代書人バートルビー』だろうか。もっともラストのメルヴィルは一編だけだけれど。

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初めに絵、ありきの短編集。静謐で冷めたように残酷な文章と、どこか蠱惑的な少女たちの姿は、それぞれ単品でも充分に楽しめるが、合わさることでよりイメージが膨らみ、魅力が高まる。

忘れ物を集めた図書館、というコンセプトも好みをついてくる。これ一冊だけにとどまらず、ぜひ続編を出して欲しい。

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ゼロ年代前半から中ごろにかけてSFマガジン誌上で発表された短編のアンソロジー。

既読の『マルドゥック・スクランブル~』は別として、奇抜な設定の話が多くそれぞれが短いため、よくわからないままに終わってしまう。長編か、作者毎の短編集の中にあるものだとして読んだなら感想は違ったかもしれない。ラスト二編の『地には豊穣』、『おれはミサイル』はしっかりとした世界が出来上がっていて良かった。

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マキャベリの君主論を小学生の派閥争いに応用したアホな本。原書を読んだ事はないが、子供ならではの出来事に上手く絡めてあり、笑える上に勉強になる。その当時に読んでいたとしたら何か違ったことが出来たかも。

幕間に入る解説も、悪ふざけとしか思えないようなノリで進行し面白い。話の展開が早く、少々強引に進むため、じっくりと描いたバージョンを読んでみたい。


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