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Feels So Good
読書メモ
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主要な登場人物が若いからか、はたまた喜劇的な雰囲気も持っているためか、『ハムレット』と比べるとかなりリズミカルな訳だった。誰もが知っているストーリーで、シンプルなものではあるけれど、その分隙がなく、最後まで一気に読ませる。

当然ながら、ロミオとジュリエットの二人は悲劇の主人公として相応しいが、一番かわいそうなのは、ただ単にまきこまれただけだったパリスだろうか。
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数ある翻訳の中から、金子國義の表紙ということもあって本書を選んだけれど、正解だったよう。そのまま台本としても使えるわかりやすさ、響きのよさがあり、格調も高い。おおまかなストーリーしか知らなかったけど、結構猥雑な台詞もあって驚いた。また、どのキャラクターも非常にいきいきと、身近にいるかのように感じた。

こういう読み方は邪道かもしれないが、ハムレットの頑張りが一生懸命なのに空回っているように見えて、なんだか可愛らしく思ってしまった。
 

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初期の短篇『ヴィンセント』から『アリス・イン・ワンダーランド』まで、インタビュー形式で全ての作品を解説。その分一つ一つに割り当てられたページは短いが、ファンとしては必読の一冊。

言わずと知れた盟友、ジョニー・デップが序文を寄せており、信頼関係が垣間見える。映画のお供に。

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映画創世記の伝説的監督、ジョルジュ・メリエスをテーマにしており、膨大な量の白黒挿絵がコマ撮りのように続くさまは当時の無声映画を思わせる。ほとんど観たことはないけど。紙の紙片が真っ黒に塗られているのも良い雰囲気。

本書を元にしたスコセッシ監督の映画も評判のようで気になるところ。




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映画で印象的だった、マイケルとヴィトーが庭で会話するシーンが無いのは残念だったが、下巻ではマイケルがドンへと完成されていく様子が堪能出来る。小説だけのラストシーンは、その後の運命を暗示するかのようで非常に印象的だった。

全体的に平穏で、淡々とした文章だが、それがファミリーの歴史を切り取る、といった意味でマッチしている。ぜひ映画とセットで。

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言わずと知れた映画原作。かなり忠実に映像化したようで、脚色された脚本を読んでいるかのよう。あの音楽が聴こえてきそう。

映画ではあまり語られなかったジョニーの苦悩、ルカの恐ろしさを知る事が出来る。結末まで分かっているけど下巻も楽しみ。


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