忍者ブログ
Feels So Good
読書メモ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


3589b43a.jpeg







初期の短篇『ヴィンセント』から『アリス・イン・ワンダーランド』まで、インタビュー形式で全ての作品を解説。その分一つ一つに割り当てられたページは短いが、ファンとしては必読の一冊。

言わずと知れた盟友、ジョニー・デップが序文を寄せており、信頼関係が垣間見える。映画のお供に。
PR

793a701c.jpeg







ハロウィンタウンの住民たちを、いくらか現実的に、さらに突き刺さるような造形にした絵本。どの話も陰鬱で救われない結末を迎えるものばかりで、絵本とはいっても子供には薦められない。2頁で終わる話は特に強烈な印象を残す。ティム・バートンの世界が好きな大人に対しては、どこか不思議な安らぎを与えてくれると思う。

過去にFLASHアニメが制作されているようだが、ぜひストップモーションアニメの短編集として出して欲しい。

07bbf2a1.jpeg







映画創世記の伝説的監督、ジョルジュ・メリエスをテーマにしており、膨大な量の白黒挿絵がコマ撮りのように続くさまは当時の無声映画を思わせる。ほとんど観たことはないけど。紙の紙片が真っ黒に塗られているのも良い雰囲気。

本書を元にしたスコセッシ監督の映画も評判のようで気になるところ。




79059d24.jpeg







昭和10年刊行の覆刻版。角川文庫版、ちくま文庫版で何回か読んだためか、大分ストーリーを理解できたような気がする。旧仮名、旧字の上に少々値段は張るが、コレクターズアイテムだけど、作品を最大限に味わうためには本書が決定版。

ところで正真正銘の初版は三省堂古書館にて発見。お値段38万円。高い……。
 

d3cde971.jpeg







作家アリスシリーズの変則的な長編。ストーリーはなかなか捻られており、火村の人となりも垣間見えるが、肝心のトリックはいまひとつ決め手に欠ける気がした。

作中で述べられる、『猿の手』のもう一つの解釈は新鮮だった。

1f32c4ca.jpeg







基本的に前巻と同じスタイルだが、一話一話が幾分長くなった。冒頭にこれまでのストーリーが洗いざらい書かれているため、未読の方は注意が必要。

今後の核となりそうな謎を提示して次巻に続く。だんだんと恋愛小説の比重が増えていきそう。


カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
アーカイブ
プロフィール
HN:
冬吉
性別:
男性
職業:
SE
趣味:
ピアノ、ウクレレ、読書
バーコード
カウンター
アクセス解析
10  - 11  - 12  - 13  - 14  - 15  - 16  - 17  - 18  - 19  - 20  - 
忍者ブログ | [PR]