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Feels So Good
読書メモ
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・祖母、母、わたし。三代の女たちの五十年以上にわたる年代記。
・山陰地方名家の伝説、破天荒な人生、祖母の謎を解くミステリ仕立てと、それぞれ趣きが異なる。
・ハードカバーで二段組三百頁とわりあい長く、どこか淡々とした雰囲気だけど、飽きることなく一気に読める。
・地方独特な旧家のどろどろとした物語かと思っていたけど、そんな様子はなくさわやかな読後感だった。
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・三冊目。言葉を暴走させたものを収録。
・公共の場で読むときは注意。たまに噴出しそうになる。
・この中では『ナサニエルとフローレッタ』が良かった。象のタップダンスは見てみたい。


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・第二巻は言葉の面白さで遊んだ作品。
・代表作『国語入試問題必勝法』収録。他作品も粒揃い。
・もはや小説なのかどうかわからないものも。『取扱説明書』は初めて読んだとき大爆笑した。


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・清水義範のパスティーシュ作品傑作編。全六冊。
・第一巻は直球の文体模倣。元ネタを知っているとなお楽しめる。
・絶版になっているものも多いのでお得。書き下ろしの解説あり。

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・もとはライトノベルでの出版だったものを一般向けに再販、4。もとの出版順では二番目。
・『ゴシック』とあるけど二十世紀初頭の話。ヨーロッパの架空の国が舞台。
・キュートでダークなミステリシリーズとあるが、謎解きはおまけみたいなもの。
・主人公が十五歳のわりにはなんだか子供っぽい。

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・主人公はたいへん遺憾ながら美しく生まれてしまった少女、七竃。各章ごとに語り手が入れ替わる。
・お得意の田舎町の少女の話。デフォルメされた造形は箱庭のような雰囲気。
・殺人事件もなく、大きな事件も起こらない。メリハリが少ない分、虚無感が強く残る淡い恋愛小説。


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