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Feels So Good
読書メモ
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・四枚の色あせた写真と四人の奇妙な人生。
・それぞれのエピソードは著者一流の捻じ曲がり様。特に中二つの話。全体としてはやや散漫か。
・はっきりと書いているわけではないが、もしかすると別作品の前日談かも。

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表題作を除いてヴィクトリア朝が舞台。ジンやウイスキーが飲みたくなる。
下層社会の話も多いので格調高くとは言わないが、もう少し重めの文章の方にして欲しかった。
特に気に入ったのは『新人審査』、『人造令嬢』、『貯金箱』、『首吊少女亭』。


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・読むのに気合が必要なシリーズ第三弾。約1000ページ。前作のネタバレあり。
・宗教、夢、精神分析に関する薀蓄が多い。たまに置いていかれそうになる。
・様々な事件が一つにまとまっていく様は見事。
・榎木津の奔放さが際立っている。

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・現実味の無い舞台や人間味のない登場人物はある意味様式美。姉妹の名前が「二」、「三」、「四」、「五」だったりと開き直ったかのよう。
・展開は結構強引。中心となる物理トリックは馬鹿馬鹿しいくらいに突き抜けている。『アリス・ミラー城』がまあ良かっただけに残念だが、こういうものとして楽しむのであればありかも。
・最後に明かされる謎はかなり周到。すこしでも違和感を感じる箇所があるのであればよく考えること。

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・懲りずに読んでみた三作目。正直前二作と同じ作者だとは思えない出来。
・物理トリックだけにとらわれていると真相に気がつかない。見事に騙された。
・アンフェアかどうかと言われると微妙なライン。まあ読者に対してはフェアか。
・文章や台詞に気になる点はあったものの良作。今作で化けたとの評も納得。

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・久しぶりのホラー短編集。ハードSF要素は少なく読みやすいはず。
・冒頭の『透明女』はいつも以上のグロテスクさ。西中島警部とのやり取りも見もの。
・以降はひどい描写は控えめ。でも眩暈を感じる。


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