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Feels So Good
読書メモ
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・清涼院流水のJCDシリーズのトリビュート。文庫化にあたり合本。
・戯言シリーズではそれほど気にならなかったのに、『ダブルダウン~』の文章はかなり鬱陶しい。
・『トリプルプレイ~』は本格ミステリ風。ややアンフェアかも。

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・同じ新潮文庫の『薬指の標本』と似た雰囲気の短編集。
・きれいなおちが付く話は少なくどれも短いけれど、強烈な印象が残る。一瞬を切り取って一つの絵に閉じ込めたかのよう。
・ともすれば悪夢にも思える不思議な空間なのに、よほど現実らしく感じさせる。


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・四枚の色あせた写真と四人の奇妙な人生。
・それぞれのエピソードは著者一流の捻じ曲がり様。特に中二つの話。全体としてはやや散漫か。
・はっきりと書いているわけではないが、もしかすると別作品の前日談かも。


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表題作を除いてヴィクトリア朝が舞台。ジンやウイスキーが飲みたくなる。
下層社会の話も多いので格調高くとは言わないが、もう少し重めの文章の方にして欲しかった。
特に気に入ったのは『新人審査』、『人造令嬢』、『貯金箱』、『首吊少女亭』。


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・シリーズ第三段は都市伝説の「オルレアンの噂」が元ネタ。
・舞台は首都ソブレムの高級デパート。風邪をひいたヴィクトリカを残し、久城が一人奔走。
・今回はほとんど謎解きはなく、最初から結末が丸わかり。首をひねりたくなるようなトリックが中心となるよりはいいかもしれないが、起伏に乏しいかも。


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・『とらんぷ譚』全54編を全て収録。ただし挿絵は無し。
・どれも素晴らしいが、やはり最初の『幻想博物館』が一番か。
・幻想味は少ないものの、『真珠母の匣』も良かった。
・最後のジョーカーにあたる、『幻戯』の絶妙な幕切れが光る。


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