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Feels So Good
読書メモ
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・河合祥一郎による新訳。挿絵はおなじみのジョン・テニエル。
・言葉遊びが自然で、さらに詩の押韻も全て訳されている。
・ややこしい話がすんなりと頭に入ってくる。話し言葉が良ければ新潮文庫版を、書き言葉が良ければ本書がお勧め。

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・講談社文庫で読んだものの再読。黒い薔薇の表紙も捨てがたいが、一冊にまとまっているのは良い。
・あらためてみると文体が、とくに格調と艶、幻想風味を併せ持った序章がすばらしい。
・内容は今更言うまでも無いが、三大奇書の中でも一番読んでおくべきものかもしれない。何といっても読みやすいし。

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・全ての人が女性として産まれ、その一部が男性化する世界が舞台のSFミステリ。
・タイトルにもある「BG」とは何かという点と、殺人事件の謎を同時進行で追っていく。
・基本はハウダニット。若干弱い気もするが、本格らしく端正にまとまっている。ヒントが示されながら進むのでわりとわかりやすいかも。

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・短編集と銘打ってはいるけれど実質長編。
・時期的には1巻の前。まだ話が広がっていないためか、ストーリー、トリック共に小粒感がある。
・本書を含めた事件への遭遇率を考えると、久条が「死神」と呼ばれるのは仕方が無い。


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・映画化にあわせたのか定番中の定番が新訳。雰囲気を損なうことなく、かつ読みやすい。
・新潮文庫版に慣れ親しんでいたため、いくつかのタイトルの違いに慣れない。
・全部ではないけれども挿絵も収録。
・個人的に一番好きなのは『橅の木屋敷の怪』。

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・一つ屋根の下で暮らすクリエイターたちの話。
・登場人物の内面、特に創作についての描写にかなり力が入っている。
・終わり良ければ全て良しとは言うけれど、途中相当どんよりする箇所も。
・一、二作目のような作風を期待しているとちょっと地味に思える。



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