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Feels So Good
読書メモ
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バラエティに富む点で、『壁抜け男の謎』と何となく似ている作家アリスの短編集。ほとんど同じようなアイディアから始まる話もあるし。

この中で一つあげるとするならば、『あるいは四風荘殺人事件』。これまでにない展開が新鮮。しかし、長編の方が面白いことは確かだと思う。

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このシリーズは3巻まで出ているが、なぜか2巻から文庫化。

タイトルや表紙から受けるイメージ程怖い裏話は多くないが、それぞれの作品が描かれた背景についてわかりやすく解説されており、鑑賞のポイント紹介という意味でとても面白く読めた。

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「死」を描いた話ばかりで、幽霊譚もいくつかあるが、不思議と暗い感じはせず、ただ淡々としている。

『悪魔の辞典』の作者、とのイメージしか無かったため、新鮮だった。日本語ではなかなか読めないのは残念。


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どちらかと言うと色物が大目なノンジャンルの短編集。短めの話の方が楽しめた。

今まで一つはあった笑い話が無いのは残念だが、巨匠へのオマージュ三篇が入っているのはお買い得。


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ビアスと聞けばまず出てくる、風刺とブラックユーモアに満ちた辞典。今の日本人からするとわかり辛い項もあるが面白い。

特に気に入ったのは『回転式連発拳銃』。「かりそめの狂人が取り用いる議論」


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今のところ文庫化されているライムシリーズの最新刊。過去作品からの繋がり、立派に成長を遂げたサックスやその部下等、一気に広がりを見せた感じ。さらに尋問のエキスパート、キャサリン・ダンスが登場し、新たな捜査方法でマンネリを軽減させている。

「このミス」一位は伊達ではなく、(7作目ともなるといい加減強引な気もするが)お馴染みのどんでん返しはシリーズ中でも一、二を争うでき。結末は意見の分かれるところだろうが、これはこれで今後の楽しみが増えたと思えば。


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